アーセナルが現在チームを率いているアーセン・ヴェンゲル監督に2年の契約延長をオファーする見込みのようだ。13日付のイギリス紙『タイムズ』が報じている。
20年にわたって同クラブを指揮し、契約をあと1シーズン残しているヴェンゲル監督。しかしプレミアリーグでの不甲斐ない成績や6年連続となるチャンピオンズリーグベスト16敗退などが原因で、ファンの間では解任を求める声が上がっている。後任には日本代表DF吉田麻也所属のサウサンプトンを指揮するロナルド・クーマン監督らの名前が挙がっていた。
しかし同紙によれば、アーセナルはヴェンゲル監督に新契約を提案するようだ。クラブの大株主であるスタン・クロエンケ氏が、現行の契約に加えて2年の延長へ向けた準備を進めており、10月までに締結することを望んでいるという。
現在プレミアリーグで3位につけるアーセナル。2位には同じロンドンを本拠地とするライバルクラブのトッテナムがおり、このまま行けばヴェンゲル監督就任以降初めてトッテナムより低い順位でシーズンを終えることとなってしまう。なお、15日に行われるプレミアリーグ最終節では最下位のアストン・ヴィラと対戦する。