リヨンFWラカゼット争奪戦…最有力候補はCL見据えるトッテナムか

ラカゼット

トッテナムなど複数クラブが獲得を狙うリヨンのFWラカゼット [写真]=Getty Images

 トッテナムが、リヨンに所属するフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットの獲得に動いているようだ。24日付けのイギリス紙『デイリーミラー』が報じている。

 現在24歳のラカゼットはリヨンの下部組織出身で、2009年1月にトップチームへ昇格。昨シーズンはリーグ・アン得点王、年間最優秀選手、ベストイレブンの個人3冠を達成するなどチームのエースに成長した。同選手にはマンチェスター・Uやリヴァプール、エヴァートンなどプレミアリーグからの興味が伝えられていた。

 そして、この獲得レースをリードしているのはトッテナムだという。同紙によれば、現在トップクラスのストライカーがイングランド代表FWハリー・ケインのみという状況の同クラブは、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場も見据え、今夏にラカゼットを獲得して戦力の充実を図るようだ。移籍金は2350万ポンド(約38億円)程になるとみられている。

 トッテナムは昨夏、ウェスト・ブロムウィッチでプレーするイングランド代表FWサイード・ベラヒノの獲得に迫ったが、移籍金の支払い方法でクラブ間合意が取れず、破談に終わっていた。

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