優勝争いに影響?…レスターサポの主審、トッテナム戦から外される

フレンド

レスターのサポーターであると公言しているレフリーのケヴィン・フレンド氏 [写真]=Getty Images

 プレミアリーグでレフリーを務めているケヴィン・フレンド氏が、担当する予定だった18日に開催される第34節ストーク対トッテナムの主審から外されることが決定した。14日付のイギリス紙『デイリーミラー』が報じている。

 現在44歳のフレンド氏は、2009年よりプレミアリーグのレフリーとして活躍しており、これまで133試合を裁いている。今シーズンもリーグ戦17試合で主審を務めており、次節には優勝を争うトッテナムの試合を担当することが決まっていた。

 しかし同紙によれば、フレンド氏が担当する予定だった同試合の主審から外されたようだ。同氏がレスターのファンであることが原因だという。

 現在トッテナムは、首位のレスターから勝ち点7差の2位につけており、優勝へ向けては負けられない戦いが続いている。タイトル争いにおいて直接の相手であるレスターを応援するフレンド氏が主審に抜擢され、トッテナムファンからは批判の声が上がっていたようだ。担当を外された同氏は、19日に予定されている、延期されていた第27節ニューカッスル対マンチェスター・Cの試合で笛を吹くことになった。なお、トッテナム戦は代役としてニール・スワーブリック氏が主審を務めるという。

 フレンド氏は2013年に「2つのチームを応援している。1つはブリストル。生まれ育った場所だから。もう1つはレスターだ。今住んでいるからね」と、レスターのサポーターであることを公表しており、実際にプライベートでも試合に足を運んでいるようだ。

 なお、同氏は昨シーズン、レスターが残留を争っていたハル、バーンリー、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の試合を担当していた。

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