元チェルシーMFラミレス、移籍の理由は「ヒディンクが来たから」

ラミレス

江蘇蘇寧でプレーしているMFラミレス [写真]=Getty Images

 今冬、チェルシーから中国スーパーリーグの江蘇蘇寧に移籍したブラジル人MFラミレスが、移籍の理由を明かした。6日、イギリス紙『ザ・サン』が報じている。

 現在29歳のラミレスは、昨年12月にジョゼ・モウリーニョ監督が解任されるまではレギュラーとしてプレーしていた。しかし、フース・ヒディンク監督就任とともに出場機会が激減し、同監督のもとではわずか1試合の出場にとどまった。

 同紙によると、ラミレスは「チェルシーを離れた大きな理由の一つは、新監督の到着だ。僕がジョゼと友好関係を築いていたから、という理由だけではないよ」とコメントし、ヒディンク監督の就任が移籍決断の引き金になったことを明かした。

 さらには「彼が来たことをチャンスだと感じていたし、ポジションを勝ち得るように努力したよ。だけど、彼は何の理由もなしに僕を外へはじき出したんだ」と、同監督を批判。今シーズン苦戦を強いられているチェルシーについては「うまくいっていないチームをただベンチから見ていることは、容易ではなかったね」と語った。

 しかし、最後には「ヒディンクが来たことはすごく複雑なできごとだったし、なぜか分からなかったけど、これもサッカーだと思うよ」とコメントしている。

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