レアル&チェルシー、不調に喘ぐハメスとアザールのトレードを計画か

トレードが噂されているJ・ロドリゲス(左)とアザール(右)[写真]=Getty Images

 イギリス紙『ザ・サン』によると、レアル・マドリード所属のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスとチェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールの交換トレードが計画されているとのことだ。

 J・ロドリゲスは、2014年夏に行われたブラジル・ワールドカップのゴールデンブーツ(得点王)を引っ提げてレアル・マドリードに加入すると、昨シーズンはリーガ・エスパニョーラで13ゴール13アシストを記録した。だが、今シーズンは5ゴール6アシストにとどまっている。

 一方、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督がかねてから強い関心を示しているアザールは、2012年夏にチェルシーに加入して以来、毎シーズンのようにパフォーマンスを上げ、昨シーズンはプレミアリーグで14ゴール12アシストを記録した。しかし、今シーズンは未だにノーゴールに終わっているうえ、アシストも4に止まっている。

 両者ともゴールにもアシストにも優れている点で似ているうえ、J・ロドリゲスが24歳、アザールが25歳と年齢も近いことから、レアル・マドリードもチェルシーも不調に喘ぐ選手に相互で刺激を与えるトレードによりチームを活性化させる意思だという。

 思惑では一致する両チームだが、同紙によると、市場価値ではハメスが10万ポンド(約16億円)近く高い一方、年俸ではアザールが6万4000ポンド(約10億2000万円)上回っているため、この金銭面の調整が交渉成立の鍵を握るとのことだ。

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