U-21チームにも完敗…最下位アストン・ヴィラの新会長、幹部と会合へ

第26節リヴァプール戦では0-6と大敗したアストン・ヴィラ [写真]=AMA/Getty Images

 アストン・ヴィラのスティーヴ・ホリス会長が、成績不振にあえぐチームの責任問題について幹部と会合を持つようだ。イギリス紙『テレグラフ』が22日付で報じている。

 プレミアリーグ第26節終了時点で勝ち点16の最下位に沈んでいるアストン・ヴィラ。14日の第26節リヴァプール戦では0-6と大敗を喫した。1部残留圏内の17位ノリッジとの勝ち点差は「8」に開き、2部降格が現実味を帯びてきている。19日にはトップチームが同クラブのU-21チームとの練習試合で0-3と完敗。深刻な不振に陥り、クラブ内で責任問題が生じているようだ。

 今年1月に新会長に就任したホリス氏は25日、昨年11月に指揮官に就任したレミ・ガルド監督とクラブの幹部陣を呼び寄せ、成績不振の理由を問い質す会合を設ける模様だ。同会長は「昨夏に6000万ポンド(約95億円)という巨額の補強費を使ったことを思い起こさなければならない。幹部陣が決定を下す段階にあり、これから何をすべきで何をすべきでないかを話す必要がある。どの選手を売り買いするかということも含めてだ」と語り、チームの改革の必要性を強調している。

 28日に行われるプレミアリーグ第27節で、アストン・ヴィラはストークとアウェーで対戦する。

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