モウリーニョ、今夏にマンU指揮官就任か…友人に「決まった」と明かす

モウリーニョ

モウリーニョ氏のマンU監督就任が決定か [写真]=Man Utd via Getty Images

 前チェルシー指揮官のジョゼ・モウリーニョ氏が、今シーズン終了後にマンチェスター・Uの監督に就任することを友人に明かした。イギリス紙『デイリーメール』が9日に報じている。

 モウリーニョ氏は昨年12月17日にチェルシーの監督を退任し、現在はフリーの状態となっている。報道によると、モウリーニョ氏は親しい友人に「(監督就任が)決まった」と打ち明け、今シーズン終了後にマンチェスター・Uの監督に就任することを認めた模様だ。

 マンチェスター・Uは、ルイ・ファン・ハール監督が就任2年目のシーズンを迎えている。昨シーズンのプレミアリーグで4位に入り、今シーズンはチャンピオンズリーグに出場したもののグループステージで敗退。プレミアリーグでは第25節終了時点で、首位レスターと勝ち点12差の5位にとどまっている。マンチェスター・Uは同監督との契約を来シーズン終了後まで残しているが、『デイリーメール』は「問題を抱えたファン・ハールの2年間が終わる」と記し、「移籍市場で多額の資金を投じてもらったにもかかわらず、タイトル獲得に失敗しているオランダ人に好ましい印象はない」と、痛烈に批判している。

 モウリーニョ氏は2004年から2007年までチェルシーを指揮。インテルとレアル・マドリードを経て、2013年夏にチェルシーへ復帰した。初年度こそ無冠に終わったものの、“就任2年目”の2014-15シーズンには、プレミアリーグとキャピタル・ワン・カップの二冠を達成。今シーズンはさらなる成績向上が期待されたが、プレミアリーグ第16節終了時点で9敗を喫するなど大苦戦を強いられた。そして12月17日、クラブ側との双方合意のうえでの退任が発表された。

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