Y・トゥーレがレアルに売り込み? ペップ就任決まりマンC退団決意か

Y・トゥーレ

マンチェスター・CでプレーするMFヤヤ・トゥーレ [写真]=Getty Images

 スペインのフットボール専門誌『Don Balon』によると、レアル・マドリードが、マンチェスター・C所属のコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレから売り込みを受けたものの拒否したとのことだ。

 2010年夏の入団以来、マンチェスター・Cで不動のレギュラーとして君臨しているY・トゥーレ。だが、バルセロナ時代にレギュラーの座を剥奪されたジョゼップ・グアルディオラ監督が、今シーズン一杯でバイエルンの指揮官を退任し、来シーズンからマンチェスター・Cを率いることが決定したために退団を決意。古巣バルセロナの宿敵であるレアル・マドリードに、代理人を通じて獲得を打診してきたという。

 一方、FIFA(国際サッカー連盟)から、未成年選手の獲得および登録に関する規定違反があったとして、今後2度の移籍市場(2016年夏および2017年冬)における補強禁止処分を受けたレアル・マドリード。FIFAならびにCAS(スポーツ仲裁裁判所)に異議申し立てを行い、この処分を一時的に凍結することができた場合には、夏の移籍市場でビッグネームの補強に向かうことが確実視されている。

 しかし、フロレンティーノ・ペレス会長やジネディーヌ・ジダン監督は、Y・トゥーレの能力は高く評価しながらも、32歳という年齢や高額の年俸を考慮。来シーズン以降のチーム構成には必要不可欠な戦力ではないと判断し、選手サイドに断りを入れた模様だ。

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