リヴァプール、新守護神誕生か…バルサGKや岡崎の同僚に関心寄せる

リヴァプールからの関心が報じられたテア・シュテーゲン(左)とシュマイケル(右) [写真]=Getty Images

 リヴァプールがバルセロナ所属のドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの獲得に動いていることが明らかになった。24日付のイギリス紙『デイリースター』などが報じている。

 リヴァプールは19日、守護神を務めるベルギー代表GKシモン・ミニョレと契約を2021年まで延長した。同クラブを率いるユルゲン・クロップ監督も同選手への信頼を口にしている。しかし、ミニョレはこれまでたびたびプレー内容の不安定感を批判されており、23日に行われたプレミアリーグ第23節のノリッジ戦では4失点を喫した。

 同紙によると、クラブ側はタイトルを目指していくうえで、ミニョレのパフォーマンスに不安を抱いており、バルセロナ退団を検討していると伝えられるテア・シュテーゲンに白羽の矢を立てたようだ。

 今月上旬にリヴァプールがテア・シュテーゲン獲得のために準備した金額は1200万ポンド(約21億4000万円)であった。しかし今回のオファーではバルセロナ側が要求した2000万ポンド(約35億6000万円)を用意した模様で、移籍交渉に本腰を入れるようだ。

 またリヴァプールは、日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターでリーグ戦全試合に出場しているデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルにも関心を示しているようだ。しかしリーグタイトルを争うレスターは今シーズン中の放出を考えていない模様で、獲得は早くとも夏以降となる見込みだという。リヴァプール側もリーグ終盤にかけて重要な試合を戦うことになるシュマイケルのプレーを注視していく構えだ。

 リヴァプールに新たな守護神が誕生するのか、契約を延長したミニョレを起用していくのか。今後の展開に注目が集まる。

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