英紙が武藤を“日本のメッシ”と紹介…読者65%がマンU加入を支持

武藤嘉紀

マインツでプレーする武藤 [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uがマインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀との契約締結に迫っていることが明らかになった。9日付のイギリス紙『デイリーミラー』が報じている。

 同紙は武藤を「日本のメッシ」と紹介。バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ引き合いに出し、ブンデスリーガ前半戦の17試合で7ゴールをマークした武藤を高く評価した。

 また、マンチェスター・Uが武藤獲得に迫っていることも伝えた。同クラブは当初、サウサンプトンのセネガル代表FWサディオ・マネを補強リストの筆頭に挙げていたが、マンチェスター・Uは同選手の移籍が困難であると判断。代わりに武藤の獲得に動き出したようだ。クラブはすでに移籍金1200万ポンド(約20億4000万円)を用意しており、1月中の契約締結を目指しているという。

 昨年5月にFC東京から4年契約で武藤を獲得したマインツ側は、これまで武藤の放出を拒んできた。しかし最近になって、マンチェスター・Uとの本格的な交渉によって、オファーを承諾する可能性も出てきたようだ。

 9日に行われたFAカップ3回戦シェフィールド戦後、マンチェスター・Uを率いるルイ・ファン・ハール監督は、1月中の補強を否定した。しかし同紙が行ったアンケート調査によると、マンチェスター・Uサポーターの65パーセントが武藤の加入に賛成の意思を示しており、歓迎ムードが高まっている。この冬、武藤の動向に大きな注目が集まる。

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