ゲーム会社がトッテナムFWケインに謝罪…昨季ブレイクも能力低いまま

ケイン

トッテナム所属のイングランド代表FWケイン [写真]=Getty Images

 ゲーム会社『セガ』から発売されているサッカークラブ経営シミュレーションゲーム『フットボール・マネージャー』の制作者が、トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインの能力を低く設定したとして、本人に謝罪したことを明らかにした。6日 のイギリス紙『デイリーミラー』などが報じた。

 同ゲームソフトの制作会社『スポーツ・インタラクティブ』の開発部長を務めるマイルズ・ジャコブソン氏は、「我々はハリー・ケインを選手としてゲームに組み込んでいたが、ケインには個人的に謝罪した。彼は長い間、他のクラブへレンタル移籍していた時期があり、我々は彼が今のレベルに到達しないと思っていたから」と語った。

 さらに同氏はロンドン・フットボール・アワーズの授賞式に参加した際、ケインから「僕はゲームの中の自分の能力を上げてもらうために全力を尽くす」と話をされたことも明かしている。

 現在22歳の同選手はミルウォール、ノリッジ、レスターなどでのレンタル移籍を経てトッテナムへ戻ると、昨シーズンはプレミアリーグ通算21ゴールを叩き出し、得点ランキングで2位に入るなど頭角を現した。今シーズンも第20節を終えて、得点ランキング5位のリーグ通算11ゴールを挙げ、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得圏内の4位につけるチームに、エースとして大きく貢献している。

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