マンチェスター・Uを率いるルイ・ファン・ハール監督は、公式戦9試合ぶりの勝利をあげたチームに対して決定力の向上を求めながらさらなる奮起を促した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が4日付で報じている。
2日に行われたプレミアリーグ第20節のスウォンジー戦で2-1と勝利を収めたマンチェスター・Uは、公式戦8試合白星なしの苦境から抜け出すことに成功した。
9試合ぶりの勝利に安心した様子のファン・ハール監督は「プレッシャーは弱まりつつあるようだ。だが、来週のパフォーマンスはさらに向上していかなければならない。それはゴールを決めることができるかどうかによる。いつもチャンスは作っているからね」と述べ、選手たちにさらなる奮起を促している。
また、不振に陥っていた状況に関して、「彼ら(サポーター)は連敗が続いたことでとても腹を立てていた。これまでそうゆうことはあまりなかったからね。私も25年間監督をしていて、4連敗は経験したことがない。異常な事態だったし、彼らは怒りのあまり早急に事態を変えることを望んでいた」と振り返った。
決勝ゴールを決めたイングランド代表FWウェイン・ルーニーについては、「ここ2試合の彼は素晴らしかった。彼は我々が期待する役割を全てこなしてくれた。キャプテンとしてだけでなく、選手としてもね。どの位置でプレーしていてもだ。今日のゴールは素晴らしいゴールだったし、これで彼の調子が上向きになるよう願っている。とても嬉しいし、このパフォーマンスを続けていって欲しい」と語り、キャプテンの働きを称賛している。
マンチェスター・Uは12日に、プレミアリーグ第21節でニューカッスルと対戦する。