アーセナル、ウォルコット&ジルー弾でマンC撃破…首位レスターを追走

アーセナル

ジルー(中央)のゴールを祝うアーセナルの選手たち [写真]=Getty Images

 プレミアリーグ第17節が21日に行われ、アーセナルとマンチェスター・Cが対戦した。

 勝ち点33で2位のアーセナルと同32で3位のマンチェスター・Cによる上位対決。今節、首位を走る日本代表FW岡崎慎司所属のレスターがすでに勝利を収めており、互いに負けられない一戦となる。アーセナルのFWアレクシス・サンチェスは復帰が噂されたが間に合わず、一方マンチェスター・CはFWセルヒオ・アグエロがかかとのケガから戦列に戻り、スタメンに名を連ねた。

 試合は33分、アーセナルのゴールで動く。左サイドでメスト・エジルからパスを受けたセオ・ウォルコットがエリア手前左から右足を振り抜くと、このシュートがゴール右隅に決まった。

 先制に成功したアーセナルはさらに前半アディショナルタイム1分、敵陣でボールを奪ったウォルコットがエジルに預けると、エジルはエリア内左に抜け出したオリヴィエ・ジルーにスルーパス。これを受けたジルーがやや角度のないところから左足で狙うと、強烈なシュートがGKジョー・ハートの股下を抜けてゴールネットを揺らし、リードが2点に広がる。

 後半に入り60分、アーセナルは前線でエジル、ジョエル・キャンベルと繋いで最後はアーロン・ラムジーがGKと1対1を迎えたが、ここはハートが顔面でブロックし追加点とはならない。

 マンチェスター・Cがようやく1点を返したのは82分。エリア手前右でバカリ・サニャからパスを受けたヤヤ・トゥーレが左足ダイレクトでミドルシュートを狙うと、山なりのボールがゴール左上に吸い込まれた。その後は同点を目指すマンチェスター・Cが攻め込む展開となったが、残り時間を守り切ったアーセナルが2-1で勝利。マンチェスター・Cとの勝ち点差を4に広げ、首位レスターとの2ポイント差をキープした。

 次節、アーセナルは26日に敵地で日本代表DF吉田麻也所属のサウサンプトンと、マンチェスター・Cは同日にホームでサンダーランドと対戦する。

【スコア】
アーセナル 2-1 マンチェスター・C

【得点者】
1-0 33分 セオ・ウォルコット(アーセナル)
2-0 45+1分 オリヴィエ・ジルー(アーセナル)
2-1 82分 ヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・C)

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