マンU、昇格クラブに敗れ5試合勝利なし…キャリック「結果が全て」

キャリック

ボーンマス戦に出場したMFキャリック(右)[写真]=Getty Images

 マンチェスター・U所属のイングランド代表MFマイケル・キャリックは、2-1で敗れたプレミアリーグ第16節のボーンマス戦後、敗戦の言い訳を一切しなかった。そして、この難局を乗り越えるためにも、チーム一丸となることが重要と信じている。クラブ公式サイトが伝えた。

 ジョニア・スタニスラスに先制ゴールを許したマンチェスター・Uは、マルアン・フェライニのゴールで一度は同点に追いつきながらも、54分にクラブアカデミー出身のジョシュア・キングに決勝点を決められ、昇格組のボーンマスに2-1の敗戦を喫した。

 0-0に終わった前節ウェストハム戦、3-2で敗れチャンピオンズリーグ敗退が決まったヴォルフスブルク戦に続いての黒星で、公式戦5試合勝利から遠ざかることとなったマンチェスター・Uにとっては厳しい1週間になってしまった。

 試合後、クラブ公式チャンネル『MUTV』のインタビューに応じたキャリックは、「非常に落胆している。1週間を終えるには非常に悪い形だ」と語った。

「今日勝って、立ち直りたかった。でも、また勝てずに終わった。セットプレーでの失点で負けた。僕たちにもチャンスはあったし、相手にもチャンスはあったけれど、結果がすべて。そして、僕たちはその結果を残せていない。これが、非常に残念な1週間の終わり方ということ」

 8選手が負傷欠場し、ジェシー・リンガードもハムストリングを痛め途中交代を余儀なくされた。さらに、バスティアン・シュヴァインシュタイガーも出場停止処分を科されたが、キャリックは主力の離脱者が多いことを敗因にあげていない。

「言い訳なら言えるけれど、負傷者は出るものだし、上手く対応しないといけない。だからこそ、チームはこれだけの規模の集団なんだ。シーズンを通じて負傷者が出るのは付き物だ。簡単ではないけれど、それでもピッチに出て、試合に勝たないといけない。できるだけすぐに、また勝てるようにならないといけない」

 すでに来週末のノリッジ戦に注目が集まる中、キャリックも次節での挽回が不可欠と認めた。

「今やれることは一丸となって、トレーニンググラウンドでハードワークをして、来週の試合で良いパフォーマンスを見せることだけ。それがピッチ上でのことを正しい方向に持って行く唯一の方法だ。色々と言えるけれど、結果がすべてだから。来週から良い流れに乗らないといけない」

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