アンチェロッティ氏、不調チェルシーに言及「やる気が感じられない」

ストーク戦で失点を喫し肩を落とすチェルシーの選手たち [写真]=Getty Images

 前レアル・マドリード監督のカルロ・アンチェロッティ氏が、不調が続くチェルシーと、同クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督についてコメントを残した。11日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。

 昨シーズンのプレミアリーグ王者チェルシーは、ここまでリーグ戦12試合を終えて3勝2分け7敗の16位に沈んでいる。不振が続くモウリーニョ監督には解任の噂が後を絶たない。

 同紙の取材に対しアンチェロッティ氏は、「モウリーニョ監督は世界で最も優れた指揮官の一人だ。その実力は疑いようがない。チェルシーは彼を信頼しているから、解雇されないだろうね。クラブの選択は正しいと思うよ」と応え、モウリーニョ監督を擁護した。

 また、チェルシーの不調の原因について同氏は「選手たちから昨シーズンのようなやる気が感じられない。彼らのモチベーションが下がっている」とコメント。さらに、「監督が試合中に選手のやる気を刺激することはあるが、選手自身にそもそもやる気がなければそれは不可能だ。チェルシーの選手たちは変わっていく必要がある」とメッセージを送った。

 チェルシーは22日、リーグ第13節でノリッジと対戦する。

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