ベジクタシュに所属するマリオ・ゴメス(写真は8月のもの) [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uがベシクタシュに所属するドイツ代表FWマリオ・ゴメスの獲得を目指していることが明らかになった。3日付のドイツ誌『スポーツビルト』が報じている。
M・ゴメスは今シーズン、フィオレンティーナからベシクタシュにレンタル移籍で加入すると、これまでトルコ・スーパーリーグで10試合に出場し、得点ランクトップとなる8ゴールを挙げている。マンチェスター・Uはプレミアリーグで4位と好調をキープしているが、11試合を終えて15ゴールと得点力不足に悩まされており、トルコで復活の兆しを見せている同選手を注視しているようだ。
また、マンチェスター・Uを率いるルイ・ファン・ハール監督はバイエルン時代に指導したことのあるM・ゴメスを高く評価。「ゴメスは1試合に平均9回、最大でも14回しかボールを触らなかったが、毎試合のように点を取っていた。ボールがどのようにくるか、それにどう反応し、どれだけ早くその状況に対処するか。それは皆が考えているより、ずっと複雑なんだ」とイギリス紙『ガーディアン』にコメントしている。
なお、『スポーツビルト』によると、同選手の市場価値は1150万ユーロ(約15億円)で、ファン・ハール監督が獲得をどれだけ望むかによって、冬の移籍が実現するかどうかが決まりそうだと伝えている。