ランパード、古巣チェルシーの不調に言及…監督解任は「ナンセンス」

ランパード

かつてチェルシーでプレーしていたランパード [写真]=Getty Images

 ニューヨーク・シティFCに所属する元イングランド代表MFフランク・ランパードが、かつて13年間にわたってプレーしたチェルシーについてコメントを残した。3日付のイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 チェルシーは、ここまでプレミアリーグで3勝2分け6敗の勝ち点11で15位に沈んでいる。さらにチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージでも3位につけており、決勝トーナメント進出が危うい状況である。

 連日、同クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の解任報道が続いているが、ランパードは「彼を解任することはナンセンスだ。僕は信じない。彼はチェルシーの監督として最高の成績を収めてきた。それは彼がワールドクラスということの証明さ。チェルシーはもっと彼にこだわるべきだね」とモウリーニョ監督の解任に否定的な考えを示した。

 また、「理想は安定性があることだ。マンチェスター・Uは長い間アレックス・ファーガソン氏とともに安定してきた。サポーターも監督に残ってほしいと思っていた」と語り、監督を頻繁に代えるべきではないと主張した。

 さらにランパードは、リーグ戦でここまで無得点と不振が続くベルギー代表MFエデン・アザールについてもコメント。「彼は昨シーズン証明したように、世界最高の選手の一人さ。早く調子を取り戻してくれるように願っているよ」と今後の活躍に期待を込めた。

 チェルシーは4日、CL・グループステージ第4節のディナモ・キエフ戦に臨む。

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