ルーニー、ダービーを前にマンC新加入組を警戒「勢いを封じなければ」

ルーニー

マンチェスター・Uに所属するイングランド代表FWルーニー [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uは、25日に行われるプレミアリーグ第10節でマンチェスター・Cとの“マンチェスター・ダービー”に臨む。マンチェスター・Uのキャプテンを務めるイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、大一番を前に特に警戒している選手を明かした。クラブ公式サイトが24日に伝えている。

 マンチェスター・Cのトップスコアラーであるアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、そしてプレーメーカーのスペイン代表MFダビド・シルバは、負傷により今回のダービー戦欠場が決定的。だが、ルーニーは、移籍後スタートダッシュに成功したイングランド代表MFラヒーム・スターリングとベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネを警戒していると、公式サイトの独占インタビューで明かした。

 アグエロとシルバ欠場の影響について聞かれたルーニーは、「最近のチームは、負傷者が出ても対応できるだけのチーム力を持っているからね」とコメント。その一方で、「彼らが獲得したデ・ブライネとスターリングだけで、移籍金が1億ポンド(約186億円)以上かかった。つまり、彼らは若くて、素晴らしい選手ということ。僕らは、勢いに乗っている彼らを封じないといけない」と警戒心を明かすと、次のように続けた。

「ラヒームは素晴らしい選手だけれど、彼はまだ若い。まだ学ぶことが多いと思う。ラヒームの良いところは、学ぶ意欲があるところ。マンCでのキャリアを上手く始められたようだけれど、日曜の試合では彼を止めて、僕らが勝ちたい」

 マンチェスター・Uが今節勝てば、マンチェスター・Cを抜いて上位浮上を果たせるものの、ルーニーは今回のダービーが優勝を決める類の試合ではないと強調している。

「勝利が目標だけれど、今回の試合に勝ったほうがタイトルを取る云々という話はできないよ」

「地元のプライドがかかった試合だから、勝ちたい。自信を持って試合に臨むことが重要になる。僕らが知っている自分たちのプレーができれば、必ず勝ち点3を取れる」

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