モウリーニョ監督に約920万円の罰金処分…FAが審判批判発言の制裁決定

モウリーニョ

10月3日のサウサンプトン戦で指揮を執ったモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

 FA(イングランドサッカー協会)は14日、チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督に5万ポンド(約920万円)の罰金と、執行猶予付きで1試合のスタジアム入場禁止処分を科したことを公式サイトで発表した。

 チェルシーは、3日に行われたプレミアリーグ第8節で日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンと対戦し、1-3の敗戦を喫した。同試合後モウリーニョ監督は、コロンビア代表FWラダメル・ファルカオがペナルティエリア内で倒された場面を取り上げ、「レフェリーはチェルシーに有利な判定をすることを恐れている。明らかなPKが与えられなかった」と判定への不満を口にした。

 FAは発言を受け、5日にモウリーニョ監督への制裁を行うことを決定。14日に発表された制裁内容では罰金に加え、同監督が2016年10月13日までの間に、新たに不適切な言動をした場合、1試合の入場禁止処分が科せられることとなった。

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