低調なチームを酷評…モウリーニョ監督「10点満点でマイナス1点」

モウリーニョ

ニューカッスル戦に臨んだチェルシーのモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

 チェルシーは、26日に行われたプレミアリーグ第7節でニューカッスルと対戦し、2-2の引き分けに終わった。チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の試合後コメントを、イギリスメディア『BBC』が同日に伝えた。

 試合は、42分にアジョセ・ペレスのゴールでホームのニューカッスルが先制すると、さらに60分にはジョルジニオ・ワイナルドゥムの追加点で2点のリードを獲得。しかしチェルシーは、試合終盤の79分に、途中出場のラミレスが1点差に詰め寄るゴールを決めると、直後の86分には同じく途中出場のウィリアンが直接FKを沈めて同点。そのままタイムアップを迎え、2-2のドローで終了した。

 チェルシーは同点に持ち込み、今シーズン4敗目を逃れたものの、順位は未だに15位(暫定)。一方のニューカッスルも2点先行するが、またも今シーズン初白星を逃し、低迷が続いている。

 モウリーニョ監督は試合後、「前半は、10点満点で言うとマイナス1点だ。そのぐらい悪かったね」と振り返ると、「とても酷かったよ。ハーフタイムには、交代枠が3つしか無いのが残念だと言った。6人を代えたかったからね」と明かした。

 後半については、「とても良いプレーができていた。ラミレスとウィリアンが試合を動かしたね。彼らはよりダイナミックで激しさをもたらした。ニューカッスルは対応できていなかったよ」と途中出場からゴールを決めてチームを救った両選手を称えた。

 そして、「なぜ彼らが前半と後半でこんなにも変わるのか理解に努めなければならないね。前半はどっからどう見ても最悪だった。それぞれの個人パフォーマンスも酷く、チームで戦うなんて不可能だったね」と、前半のチームのパフォーマンスを改めて酷評している。

 チェルシーは、29日に行われるチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節で、ポルトとのアウェーゲームに臨む。そして、10月3日にリーグ第8節で日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンをホームに迎える。

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