チェルシーは20日、バルセロナからスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスを獲得したと、クラブ公式サイトで発表した。
移籍が決まったペドロは、「ここに来れてとても嬉しいよ。チェルシーでの冒険の始まりにとても興奮している。ここにはタイトルを勝ち続けるために来たんだ。この青いユニフォームを着るチャンスを僕に与えてくれた、クラブとサポーターに感謝しているよ」とコメントしている。
バルセロナの公式サイトも同選手の移籍を発表。移籍金は3000万ユーロ（約41億5000万円）で、その内300万ユーロ（約4億1000万円）はパフォーマンスによる出来高払いだと公表している。
現在28歳のペドロは2004年にバルセロナの下部組織に加入し、2008年にプロデビュー。トップチームでは通算321試合の出場で99ゴールを記録し、リーガ・エスパニョーラ優勝5回、チャンピオンズリーグ優勝3回を含む20のタイトルを獲得している。今シーズンはすでに公式戦3試合に出場し、5－4で勝利を収めた11日のUEFAスーパーカップ、セビージャ戦では途中出場で決勝点を奪っていた。また、スペイン代表としては、2010年ワールドカップとユーロ2012で優勝を経験している。
なお、プレミアリーグ2連覇を狙っているチェルシーだが、8日に行われたリーグ開幕戦でスウォンジーに2－2と引き分け、16日に行われた第2節は優勝争いのライバル、マンチェスター･Cに0－3で敗戦。1998年以来となる、開幕から2試合未勝利を記録している。