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燃え尽き症候群?…プレミア制覇後のチェルシー、90分間では11戦3勝

2015.08.13

プレミア開幕戦で引き分けに終わったチェルシー [写真]=Getty Images

 昨シーズンのプレミアリーグ王者であるチェルシーは、直近11試合の内、90分以内ではわずか3勝しか収めていない。イギリス紙『インディペンデント』が10日付で報じている。

 5月3日に行われたクリスタル・パレス戦でプレミアリーグ制覇を決めたチェルシー。しかし、優勝を決めたその試合以降、昨シーズンのプレミア王者は思うように勝利を積み重ねることができていない。

 プレミア制覇を決めた後の消化試合3試合を1勝1分1敗で終えたチェルシーは、アジアツアーでタイ・オールスターズとシドニーFCに2勝。しかし、北米ツアーで行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)2015の3試合では、90分で勝利をあげることができていない(バルセロナとパリ・サンジェルマンには90分以内で決着がつかずにPK戦で勝利)。

 また、2日に行われたコミュニティ・シールドでアーセナルに0-1で敗れると、主力を温存して臨んだ5日のICC2015フィオレンティーナ戦(ロンドン開催)でも0-1で敗戦。8日に行われたプレミアリーグ第1節では、スウォンジーに追いつかれて2-2で引き分けている。

 ほとんどの試合がリーグ戦の消化試合とプレシーズンに行われた親善試合ではあるものの、現状のチェルシーが90分以内に試合を決定づけるのに苦労している様がこの戦績からは伺える。

 チェルシーは、16日に行われるプレミアリーグ第2節で、昨シーズンのリーグ2位マンチェスター・Cと対戦する。

■プレミア制覇を決めて以降のチェルシーの戦績

5月10日 1-1△ 対リヴァプール(プレミアリーグ)
5月18日 0-3● 対ウェスト・ブロムウィッチ(プレミアリーグ)
5月24日 3-1◯ 対サンダーランド(プレミアリーグ)

5月30日 1-0◯ 対タイ・オールスターズ(親善試合)
6月2日 1-0◯ 対シドニーFC(親善試合)

7月22日 2-4● 対ニューヨーク・レッドブルズ(ICC2015)
7月25日 1-1(PK戦6-5◯) 対パリ・サンジェルマン(ICC2015)
7月28日 2-2(PK戦4-2◯) 対バルセロナ(ICC2015)

8月2日 0-1● 対アーセナル(コミュニティ・シールド2015)
8月5日 0-1● 対フィオレンティーナ(ICC2015)
8月8日 2-2△ 対スウォンジー(プレミアリーグ)

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