8日のスウォンジー戦で指揮を執るモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images
チェルシーは、8日に行われたプレミアリーグ開幕戦でスウォンジーと対戦し2-2と引き分た。試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督が自チームのメディカルスタッフに対する不満を明かしている。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えた。
ブラジル代表MFオスカルのゴールや相手のオウンゴールなどで2度リードを奪ったチェルシーだったが、52分にベルギー代表GKティボー・クルトワがPKを献上し退場処分に。これを決められ試合は振り出しに戻ると、結局そのままドローに終わっている。
試合を終え同メディアの取材に応えたモウリーニョ監督は「私はメディカルスタッフの対応に満足していない」と、不満を明かした。
問題のシーンは後半アディショナルタイムのこと。ベルギー代表エデン・アザールがファールを受けると、メディカルスタッフが治療のためグラウンド内へ。そのため同選手は1度ピッチを離れなければならず、すでに退場者を出していたチェルシーはフィールドプレーヤーが8人になってしまった。
指揮官は「ベンチに入る人間は、ドクターでも秘書でも試合を理解しなければならない。メディカルスタッフは選手が深刻な問題を抱えていると確信してからピッチに入る必要がある。私はエデンが深刻じゃないとわかっていた。とても疲れていたんだ。しかし、スタッフは衝動的にピッチへ向かった。2人少なくなってカウンターが心配だったよ」とコメントしている。