ウィルシャーのマイベスト11は“裏切り者”ばかり…SNSで物議を醸す

ウィルシャー

アーセナルに所属するウィルシャー(右)[写真]=Arsenal FC via Getty Images

 アーセナルのイングランド代表MFジャック・ウィルシャーが23日、クラブ公式サイトでマイベストイレブンを発表し、『裏切り者』を選出したことがSNSなどで物議を醸している。

 プライベートでの度重なる喫煙や失言が取りざたされ、すっかり悪童のイメージが染み付いてしまったウィルシャーだが、アーセナルの元同僚でプレミアリーグの宿敵クラブへ移籍した4選手を選出し、再び波紋を広げた。

 ウィルシャーが選んだのはMFセスク・ファブレガス(チェルシー/スペイン代表)、MFサミル・ナスリ、DFバカリ・サニャ(ともにマンチェスター・C/フランス代表)、DFアシュリー・コール(元チェルシー/元イングランド代表)の4人で、いずれも『裏切り者』としてファンに目の敵にされている選手たちだ。

 さらにウィルシャーは宿敵のチェルシーからDFジョン・テリー、マンチェスター・UからFWウェイン・ルーニー(新旧イングランド代表主将)も選出。アーセナルからはFWアレクシス・サンチェス(チリ代表)、MFサンティ・カソルラ(スペイン代表)、DFローラン・コシールニー(フランス代表)のみだった。

 本人はセスクについて「僕がユース時代から模範にしてきた選手で、みんな彼を目指していた」と話し、ほとんどの選手を語る際に「素晴らしいリーダー」、「代表でも別格の選手」などと、あくまで本音で語っているが、ファンの間では議論を巻き起こす結果となっている。

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