英各紙、FIFA会長の辞意表明に「18年、22年W杯再投票」の可能性報じる

　3日にFIFA（国際サッカー連盟）のゼップ・ブラッター会長が辞任を表明したことを受け、翌日のイギリス各紙がワールドカップの2018年ロシア大会、2022年カタール大会の再投票を行う可能性を報じている。

　イギリス各紙の見出しは以下の通り。

・ガーディアン（一般紙）：「『失脚：ブラッター立ち去る』彼の退任は世界のフットボール界の未来に混乱に満ちた憶測を引き起こした」

・テレグラフ（一般紙）：「『厄介払い』ブラッターの崩御こそ、フットボール界において最も美しいものに。ブラッターが追放され、ロシアとカタールのワールドカップが不確かに。両国の18年、22年の開催権に疑いがかけられた」

・インデ ペンデント（一般紙）：「ブラッターのFIFA辞任は『犯罪の決定的証拠』となり得るとダイク（FA会長）が語る」

・タイムズ（一般紙）：「ブラッターが立ち去り、ワールドカップに壊滅的被害をもたらす」

・ミラー（大衆紙）：「フットボール界にとって素晴らしい日。FA会長が大君主の失脚を祝う」

・メール（大衆紙）：「これが逃げ道だゼップ！（そしてお前のインチキにドアを閉ざそう）」

・サン（大衆紙）：「『捕まえた』。ゼップ追放…。ダイク（FA会長）はワールドカップ（2大会）の再投票を望む」

・エクスプレス（大衆紙）：「『ブラッターは今日でおしまい』。 ゼップ・ブラッターが汚職事件の真っ最中にFIFA会長を辞任するというニュースは、反対派を喜ばせ、彼の政権下で最も物議を醸した決定のいくつかをバラバラにかき乱した」