チェルシーを率いるモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images
チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを称え、驚かせている。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
チェルシーは、10日に行われるプレミアリーグ第36節でリヴァプールをホームに迎えて対戦する。モウリーニョ監督は同試合に向けた会見で、6日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝ファーストレグのバイエルン戦で、2得点を決めたメッシについてコメントした。
「メッシは唯一だ。いつも違いを生み出す。彼といっしょならば、どんな偉大なチームもチャンピオンズリーグに勝つことができる」
かつてレアル・マドリードの指揮官として、バルセロナ、そしてメッシと対戦し、敵対していたモウリーニョ監督。時が経ったとはいえ、最大のライバルを同監督が称えるとは、誰も想像していないことだった。
「メッシは私が相手にした最も危険なライバルだった。彼と対峙する度に、何時間も何時間もどうコレクティブに彼を封じるかを考えていた。もう彼をマンマークすることは不可能だったんだ」
モウリーニョ監督はレアル・マドリードの退団時にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの不仲がささやかれていた。その影響もあり、今シーズンのプレミアリーグを制した同監督は、メッシを称えたのかもしれない。