FA杯準決勝に臨むヴェンゲル監督「勝つためにベストメンバーを考える」

ヴェンゲル

アーセナルを率いるヴェンゲル監督 [写真]=Arsenal FC via Getty Images

 アーセナルは18日に行われるFAカップ準決勝でレディングと対戦する。同試合を前に、チームを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が起用メンバーについて言及した。16日、日本語版クラブ公式HPがコメントを伝えている。

 決勝進出を目指すレディング戦では、MFミケル・アルテタとイングランド代表アレックス・チェンバレンが負傷により欠場することが決定している。一方で、準々決勝のマンチェスター・U戦にも出場したポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーは、先発メンバーとして出場することが見込まれる。

 ヴェンゲル監督は、レディング戦をローテーションの場とは考えておらず、「この試合を、数名の選手にチャンスを与える場としてはとらえていない。純粋に、決勝に行くための試合だ」と語り、「試合を勝つためのベストメンバーを考えてチームを作る」と、あくまで現状のベストメンバーで臨むことを明かした。

 具体的な先発メンバーについては「正直、まだ土曜のスタメンは決めていない」と未定であると述べ、「どの選手も本物のトッププレイヤーたちだ。もちろん、私も難しい選択を迫られる。全員がプレーするに値する選手たちだから、起用しないことを理解してくれとは言えない。しかし、その決定を受け入れて尊重してほしい。選手たちに頼みたいのはそういうことだね」と、起用出来ない選手に対して自身の考えを尊重するよう求めている。

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