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アーセナルのヴェンゲル監督がクロップ退任騒動を批判「滑稽な見せ物」

2015.04.17

アーセナルを率いるヴェンゲル監督 [写真]=Arsenal FC via Getty Images

 アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督はドルトムントを率いるユルゲン・クロップ監督の退任騒動を「滑稽な見せ物」と批判した。イギリス紙『エクプレス』や『デイリーミラー』など複数のメディアが16日付で報じている。

 15日、クロップ監督はドルトムントの指揮官を今シーズン限りで退任する旨を発表して多くのサッカー関係者を驚かせた。「来シーズンは休養するわけでない。だがまだ特定のクラブからオファーがあったわけではない」と発言している同監督の次の行き先に関しては多くの推測が飛び交っている。かつてアーセナルリヴァプールの指揮官候補と報じられた同監督だが、現在はマンチェスター・Cも有力候補として浮上している。

 クロップ監督の退任騒動に対して、ヴェンゲル監督は「私は監督を選ぶ立場にはない。私はどの監督にも敬意を払っているつもりだが、それでも正直あの退任騒動は滑稽な見せ物にしか感じることができない」と語り、今回の騒動を痛烈に批判。また、クロップ監督がイングランドに渡ってくる場合のアドバイスを尋ねられると、「自分の信念を貫こうとすることだ。同時にその土地の文化に敬意を表して適応することが大事だ」と答えている。

 クラブの長期的な展望から47歳のクロップ監督がヴェンゲル監督の跡継ぎ候補に挙げられることもある。だが、アーセナルは現在リーグ8連勝中で好調を保っており、順位は首位のチェルシーに次いで2位。ヴェンゲル監督もアーセナルとの契約をまだ2年残している。

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