EL出場権目前のサウサンプトン…指揮官は可能な限りの補強を希望

クーマン

サウサンプトンを率いるクーマン監督 [写真]=Getty Images

 日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは4日に行われるプレミアリーグ第31節で、エヴァートンと対戦する。チームを率いるロナルド・クーマン監督が試合に向けての会見で、クラブの補強方針に注文をつけた。3日付の大手メディア『ESPN』が伝えている。

 サウサンプトンは現在プレミアリーグの6位につけており、ヨーロッパリーグ(EL)出場権が得られる5位や、チャンピオンズリーグ出場権が得られる4位以内も手の届く範囲内にある。また、リーグで首位を維持しているチェルシーが今シーズンのキャピタル・ワン・カップを優勝したため、6位でもELの出場を見込むことができ、さらに3位アーセナルや5位リヴァプールがFAカップで優勝した場合、最大でリーグ7位のチームまでが繰り上げでELに出場できることになる。

 ヨーロッパの舞台を目前に控えたサウサンプトン。しかしクーマン監督は、「ビッグクラブはたくさんの選手を抱えており、2つや3つの大会で戦うことができる。我々にはより困難だ」と、試合数が増えるにあたり、今の戦力では厳しいとの考えを明かした。

 さらに同監督は「しかし、それが来シーズンに向けた私の計画を理由づけてくれている。我々は可能な限り選手の数を増やし、より経験豊富な選手を獲得する必要があるだろう。ヨーロッパで戦うのなら、いくつもの大会に向けられるよう、いい選手たちを保有していないといけない」と、今後を見据えている。

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