ルーニーがダイブを認め謝罪…相手GK「あれはPKなんかじゃない」

ルーニー

プレストン戦でPKを獲得したFWルーニー(右) [写真]=Getty Images

 FAカップ5回戦が16日に行われ、マンチェスター・Uはリーグ1(イングランド3部リーグ)に属するプレストンと対戦し、逆転の末に3-1で勝利した。マンチェスター・U所属のイングランド代表FWウェイン・ルーニーが、後半終了間際にPKを獲得したプレーはダイブだったと相手GKに認め、謝罪している。プレストン所属のドイツ人GKトルステン・シュタックマンがイギリス紙『サン』に明かしたコメントを、同国メディア『BBC』が18日に伝えた。

 問題のシーンはマンチェスター・Uが1点をリードして迎えた87分。DFラインの裏を取ったルーニーがシュタックマンに倒されてPKを獲得した。しかし、映像ではシュタックマンの足はルーニーにかかっていなかったように見える。

 シュタックマンは「ルーニーは試合後“あんなことしちゃってごめん、PKをとれるチャンスだったからさ”って僕に謝ってきたよ。はっきりと言える、あれはPKなんかじゃない」と、ルーニーから謝罪があったことを明かし、さらに「もし、僕たちの選手がマンUのキーパーを相手に同じ状況を迎えて、倒れたとしても、レフェリーはPKを与えなかっただろうね、間違いないよ」と、審判への不信感を強調していた。

 このPKをルーニーがしっかりと決めて勝利したマンチェスター・Uは、3月9日に行われるFAカップ準々決勝でアーセナルをホームに迎えて対戦する。

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