ヘンダーソンと同姓同名のアメリカ人男性、ツイッターで人気者に

ヘンダーソン

リヴァプールに所属するヘンダーソン [写真]=Liverpool FC via Getty Images

 リヴァプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンと同姓同名のアメリカ人男性が、ツイッター上で見知らぬ人から受ける称賛の声について呟いたことが話題となっている。15日のイギリス紙『ミラー』などが報じた。

 ツイッターでは、マンチェスター・Uのオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーと同じイニシャル『RVP』のハンドルネームを持つインド人男性や、バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスと同じ名字をハンドルネームに使用するアルゼンチン人男性が人違いによる誹謗中傷を受けてきたが、今回は同姓同名の人物がその対象となった。

 2009年1月に自身のツイッターを開設したアメリカのオハイオ州に住むジョーダン・ヘンダーソンさんは14日、「私は別の大陸で、自分がプレーしないスポーツのファンから大変な人気らしい」と呟いた。これを受けて、前述のRVPのハンドルネームを持つ人物が「有名サッカー選手の人違いクラブへようこそ」と同情の言葉をツイートしている。

 度重なる人違いに、ヘンダーソンさんは一時期アカウントの閉鎖も考えたと言うが、現在は自身のプロフィールに「私はイングランド人サッカー選手ではない。25年以上前に結婚した幸せなカトリック教徒。私はチェスをプレーし、ITの仕事をする。自閉症の息子を持つ親だ」と書いている。

 一方、今シーズンからリヴァプールで副主将を務めるヘンダーソンは、これまでに同クラブで最多の6アシストを記録しており、今シーズン終了後にMLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーへ移籍する現主将の元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードの後任として注目されている。また、化粧品会社『ニベア』の広告塔として起用されるなど、注目度が急上昇している。

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