リヴァプールで17シーズン目を過ごすMFジェラード [写真]=Liverpool FC via Getty Images
リヴァプールに所属する元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードが、契約満了を迎える今シーズンの終わりで、同クラブを退団すると、イギリスメディア『スカイスポーツ』など各メディアが1日に報じた。
34歳のジェラードは、今シーズン限りでリヴァプールとの契約満了を迎える。同クラブは11月頃からジェラードに契約延長のオファーを提示していたが、新しい契約は結ばれていない。そして、シーズンの後半戦に入った1日、ジェラードは他のクラブとの交渉と、仮契約の締結が可能となった。
同メディアは、ジェラードが今シーズン限りでリヴァプールを退団を決断し、海外のクラブへ移籍すると報道。移籍の候補地としてアメリカのMLS(メジャーリーグ・サッカー)が最有力で、ロサンゼルス・ギャラクシー、ニューヨーク・シティFC、ニューヨーク・レッドブルズの名前が挙げられている。
リヴァプールは、2日にもジェラードの去就について公式声明を発表すると伝えられている。
リヴァプールの地元、マージサイドのウィストンで生まれ育ったジェラードは、9歳の時にリヴァプールの下部組織に加入。1998年の11月に18歳でトップデビューを果たし、2003年から今シーズンまで11年間、キャプテンを務めている。2004-05シーズンにはキャプテンとしてチャンピオンズリーグ制覇に貢献した。リヴァプールで17シーズン目を迎えているジェラードは、これまで公式戦671試合に出場し173ゴールを記録している。