クリスタル・パレス戦に先発出場したDF吉田麻也(右)[写真]=Getty Images
プレミアリーグ第18節が26日に行われ、クリスタル・パレスと日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンが対戦した。前節のエヴァートン戦で今シーズン初ゴールを決めた吉田は、2試合連続で先発出場している。
開始早々、サウサンプトンにチャンスが訪れる。右CKのこぼれ球をフリーで拾ったモルガン・シュネデルランがペナルティエリア手前からシュートを放つも、相手GKが触ってクロスバーを叩き、得点には至らず。すると17分、ジェームズ・ウォード・プラウズとのワンツーから抜け出したサディオ・マネがそのままドリブルでエリア内右に侵入。飛び出してきたフリアン・スペローニを冷静にかわすと、最後は角度の狭いところから右足シュートを決め先制する。
対するクリスタル・パレスは25分にエリア手前でヤニック・ボラシエが倒されてFKを獲得。軽く転がしたボールをミル・ジェディナクが右足で狙うも、フレイザー・フォースターにキャッチされる。ゴール前でボールを保持する時間が増えたクリスタル・パレスは、徐々に攻撃の形を作り出すが1点が遠い。32分には、ジェイソン・パンチョンのヘディングでの縦パスに抜け出したボラシエがエリア内右から放ったシュートはクロスバーを直撃。サウサンプトンの1点リードで前半を折り返す。
48分、マネが右サイド深い位置からマイナスのクロスを供給。エリア内左のライアン・バートランドがダイレクトシュートをゴール右上隅に叩き込んだ。さらに53分、右CKを獲得すると、ウォード・プラウズのクロスにトビー・アルデルヴァイレルトがヘディングで合わせ追加点。サウサンプトンが一気にリードを広げる。
まず1点を返したいクリスタル・パレスは71分、ボラシエに代えてをマーティン・ケリー投入し、交代枠を使い切る。86分、右サイドでFKを獲得。キッカー、ジェディナクがゴール前に上げるとスコット・ダンがヘディングで押し込みネットを揺らす。90分にもジェームズ・マッカーサーがミドルシュートを放ったが、反撃はここまで。序盤のリードを守ったサウサンプトンが3-1で快勝した。なお、吉田はフル出場している。
次節、クリスタル・パレスはQPRと、サウサンプトンは中1日で首位チェルシーと対戦する。
【得点者】
0-1 17分 サディオ・マネ(サウサンプトン)
0-2 48分 ライアン・バートランド(サウサンプトン)
0-3 53分 トビー・アルデルヴァイレルト(サウサンプトン)
1-3 86分 スコット・ダン(クリスタル・パレス)