今季から背番号「11」を着用しているマンUのMFヤヌザイ (C)ManUtd.jp
マンチェスター・Uに所属するベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイが、今シーズンから身につけている背番号「11」への想いを語った。クラブ公式HPが伝えている。
背番号「11」は、現在同クラブのアシスタントコーチを務める元ウェールズ代表ライアン・ギグス氏が長年に渡り着用していたもの。ギグス氏は引退後、「欠番化は優れた選手が数多く誕生するユナイテッドには適さない。誰が受け継ぐのか楽しみだ」と語っていた。
その背番号を継承したヤヌザイは、「名誉なことだ。とても大きな番号で、責任もある」と語ると、クラブから着用を提案されたときのことを振り返り、「即答で『イエス』と答えたよ。『ノー』という選択肢はなかった。何も考える必要はなかったよ」と当時の心境を明かした。
ヤヌザイがギグス氏とトップチームでプレーしたのはわずか1年であったが、「多くのことを学んだ。彼の経験は偉大で、見ていて楽しいプレーをする選手だった」とコメント。さらに、「ライアンにはたくさん助けてもらっている。いつもフットボールについての話をしていて、僕にとっては父親代わりだ。本当に色んなことを教えてくれるんだ」と、今でも尊敬するレジェンドであると語った。