プレミアリーグで960日ぶりに得点したドログバ [写真]=Getty Images Sport
プレミアリーグ第9節が26日に行われ、チェルシーはアウェーでマンチェスター・Uと対戦し、1-1で引き分けた。この試合で同クラブに所属する元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが、プレミアリーグで960日ぶりに得点を決めた。同日付の大手メディア『スカイスポーツ』が報じている。
ドログバは、2012年3月10日に行われた2011-12シーズンのプレミアリーグ第28節、ホームでのストーク戦で決勝ゴールを決め、アフリカ出身の選手としては初めてのプレミアリーグ通算100得点を達成した。当時ドログバは、シーズン終了後に中国スーパーリーグの上海申花への移籍が合意に達したと報道されており、ファンは退団前の記録達成を大いに祝福していた。
それから約2年半が経ち、今シーズンチェルシーに復帰したドログバはさらに記録を伸ばすこととなる。52分、ベルギー代表MFエデン・アザールからパスを受け取ったドログバは、得意のポストプレーから決定機を演出。アザールのシュートは決まらなかったが、このプレーでコーナーキックを獲得した。そして次のプレーで、ファンが待ちに待ったレジェンドのゴールが決まる。
53分、スペイン代表MFセスク・ファブレガスが蹴ったCKをニアに飛び込んだドログバが頭で合わせ、待望の先制点を奪った。ドログバは喜びを爆発させ、チームメイトとファンから祝福を受けた。
チームは、アディショナルタイムにオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーに得点を許し引き分けたが、第9節を終えて、いまだ無敗で首位を守っている。
今シーズン、ドログバはスペイン代表FWジエゴ・コスタのバックアップを務める形となるが、頼れるベテランのここ一番での活躍が、チェルシーの優勝争いの鍵を握るだろう。