ディ・マリアの父親がレアルに不満「年俸8億円を得られなかった」

ディ・マリア

マンUのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア(右)[写真]=Getty Images

 MF香川真司が所属するマンチェスター・Uに移籍したアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアの父親が、レアル・マドリードの対応に激昂している。28日付けのスペイン紙『マルカ』が父親のコメントを掲載した。

 26日にレアル・マドリードからマンチェスター・Uへの移籍が決まったディ・マリアは「僕のサッカーは誰かの好みではない」と語り、自らが望んだ移籍ではなかったことを強調している。そのため、多くのメディアではディ・マリアの移籍に関する憶測が報じられている。今回、移籍に至った理由についてディ・マリアの父親が口を開いた。

「息子のことに関しては多くの記事が出回っている。アンヘルは、マドリーで多くのタイトルを獲得し、チームに貢献してきた。契約も2回ほど見直されたが、当初同意していた金額をもらえることはなかった。クラブは彼に対して愛情を示さなかったんだ」

「アンヘルは常にポジション争いを強いられ、それに打ち勝ってきた。ギャレス・ベイルが来たときもそうだった。あらゆる戦いに勝利し、自分の力、持っているもの全てを示してきた。それなのに600万ユーロ(約8億2000万円)を得ることはなかった。最後に彼らが提示してきたのは500万ユーロ(約6億8300万ユーロ)で、最初よりも150万ユーロ(約2億円)多いだけだ。そういったことがあったため、今回の移籍に繋がった」

(記事/超ワールドサッカー)

モバイルバージョンを終了