チェルシーMFサラーの兵役問題、エジプト首相の介入で免除に

サラー

兵役が免除されたチェルシーのMFサラー [写真]=Getty Images

 チェルシーに所属するエジプト代表MFモハメド・サラーが、兵役に従事のために母国エジプトへ帰国しなければならない可能性があったが、同国のイブラヒーム・マハラブ首相が介入にしたことにより、同選手の兵役問題が解決した。イギリス紙『インディペンデント』が伝えている。

 同選手は、エジプトの文部大臣によって教育プログラムへの登録が取り消されたため、帰国の可能性が浮上していた。22歳のサラーは、教育プログラムへの登録がなければ海外渡航許可が下りないため、もし帰国命令があれば、12カ月から3年の間、エジプトに居なければならなかった。

 しかし今回、マハラブ首相が介入し、エジプト代表を率いるシャウキー・ガリーブ監督と共に、文部省大臣と議論した結果、同選手は兵役に従事する必要はないとの結論に達した。それにより、同選手は、オーストリアへのプレシーズンツアーのメンバーとして参加することが可能とった。

 サラーは1月に、スイスのバーゼルからチェルシーへ移籍。2013-14シーズンの後半戦から、プレミアリーグで10試合に出場し2ゴールを挙げている。

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