サウサンプトン、ランバートの後任としてフェイエからFWペッレを獲得

ペッレ

サウサンプトンへの移籍が完了したFWペッレ [写真]=VI-Images via Getty Images

 サウサンプトンは13日、ロナルド・クーマン新監督の古巣フェイエノールトからイタリア人FWグラツィアーノ・ペッレを3年契約で獲得したと発表した。移籍金は明らかにされていない。

 サウサンプトンを率いるロナルド・クーマン新監督は、2011年から3年間フェイエノールトを指揮しており、2012年にペッレを獲得。その後2年間、クーマン監督の下でペッレはプレーしていた。

 クラブ公式ツイッターで同選手の獲得を発表したサウサンプトンは、「グラツィアーノ・ペッレと契約を結んだことを発表でき、とても嬉しく思います。ペッレ、セインツにようこそ!」と同選手の写真と共にコメントを掲載している。

 加入が決まったペッレはクラブ公式HPで喜びを次のように語っている。

「やっとサインできて、本当に嬉しい。僕に興味を示してくれていたクラブがいくつかいた。だが、この選択がベストなものだと思っている。なぜなら、プレミアリーグは素晴らしいリーグだし、このクラブは毎年成長していきたいという意思があるからだ。交渉はとても短かったよ。僕にとって、(この移籍が)素晴らしいステップになると確信している。クーマン監督とは、フェイエノールトで素晴らしい2年間を共に過ごした。ここでも同じようになることを願っているよ」

 またクーマン監督は、以下のようにペッレを評価している。

「フェイエノールトで2年間指導したグラツィアーノは、大量のゴールを決めてくれた。2シーズンで50ゴール以上だ。その得点は多くの勝ち点をクラブにもたらしてくれた。リッキー・ランバートが去ってから、私たちはそのポジションで、良い選手が必要だった。グラツィアーノは背が高く、良く動き、スピードもある。彼はチームに自信をもたらしてくれる選手だ。なぜならボールをキープでき、ゴール前では危険な存在だからだ。彼はもうすぐ29歳で、この若いチームに、経験を与ええてくれるだろう」

 そして同監督は、さらなる補強をすることを明言した。

「私たちは、もう数人選手を必要としている。すべてのポジションで選手が揃っているわけではないからね。クラブがいるべき位置に導いてくれる選手が必要だ」

 サウサンプトンは、9日にエールディヴィジのトゥヴェンテから、セルビア代表MFドゥシャン・タディッチを獲得しており、ペッレの獲得で、今夏2人目の補強となった。

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