チェルシー、D・コスタ獲得のためルカクをアトレティコにレンタルか

アトレティコへレンタル移籍の可能性が報じられたFWルカク　[写真]=Getty Images

　チェルシーは今夏、アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタの獲得を決定づけるため、今シーズンはエヴァートンにレンタル移籍させていたベルギー代表FWロメル・ルカクを、アトレティコにレンタル移籍させること狙っていると、イギリス紙『エクスプレス』が報じている。

　チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、D・コスタの獲得を希望しており、3200万ポンド（約55億円）を支払う準備ができている。一方チェルシーはルカクの移籍金を2500万ポンド（約43億円）と設定しているが、その値段でエヴァートンは同選手を獲得する意思がない。また、モウリーニョ監督はルカクを構想外としているため、同選手が同意すれば、D・コスタ獲得の材料としてアトレティコへのレンタル移籍させる模様となっている。

　同紙によるとモウリーニョ監督は、理想としてはルカクをプレミアリーグの他クラブに移籍させ、ゴールを量産されるよりも、スペインでプレーしてもらいたいと思っているのではないかとしている。

　ルカクは今シーズン、プレミアリーグで31試合に出場し、15得点を挙げている。一方チェルシー所属のフォワード陣は、カメルーン代表FWサミュエル・エトーが21試合に出場し9ゴール。スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは、29試合に出場し5ゴールとなっている。