21日にマルタで行われたU-17欧州選手権の決勝でU-17オランダ代表とU-17イングランド代表が対戦した。同試合は、1-1で試合終了しPK戦の末、イングランドが4-1でオランダを破り、優勝を果たした。『UEFA.com』が伝えている。
試合は、前半25分にイングランドがFWドミニク・ソランケのゴールで先制。しかし前半終了間際の40分にMFヤリ・スフールマンがゴールを奪い、オランダが同点に追いつく。その後得点は入らず、勝負はPK戦まで突入。先攻のイングランドは4人目のキッカーまで成功した一方、オランダは2人が失敗し、勝負が決まった。
イングランドは、サンダーランド所属のFWコナー・ウィッカムや、ブラジル・ワールドカップのイングランド代表に選ばれたエヴァートン所属のロス・バークリーなどを擁し、2010年に初優勝を果たして以来、2度目のU-17欧州制覇となった。
また、同試合で得点を挙げた、チェルシーU-18に所属するFWドミニク・ソランケと、フェイエノールトのユースチーム所属で4月に初のプロ契約を結んだばかりのMFヤリ・スフールマンが、本大会で4ゴールを獲得し得点王に輝いた。