モナコは1月31日、フルアムに所属する元ブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフを獲得したと発表した。今シーズン終了時までのレンタル移籍で、背番号は「15」を着用する。
現在33歳のベルバトフは、母国のCSKAソフィアでプロデビュー。2000－01シーズンにレヴァークーゼンへ移籍し、チームのチャンピオンズリーグ準優勝などに貢献する。2006年夏にトッテナムへ加入すると、ここでも活躍を見せ、2008年夏にはマンチェスター・Uへ移籍する。2010－11シーズンには得点王に輝き、チームのリーグ制覇に大きく貢献。その後、出場機会を減らしたベルバトフは、2012年夏にフルアムへ完全移籍した。今シーズンはリーグ戦18試合に出場して4得点を挙げている。
モナコはエースのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオがひざを痛め、今シーズン中の復帰は難しい状況となっている。
ベルバトフを放出したフルアムは冬の移籍市場最終日の同日、トッテナムから元ドイツ代表MFルイス・ホルトビー、オリンピアコスからギリシャ代表FWコンスタンティノス・ミトログルを獲得している。