2005年3月にCLでバルセロナを撃破した後、喜ぶランパード(左)とモウリーニョ(右) [写真]=Getty Images
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、FWA(フットボール・ライター・アソシエーション)からイングランドサッカーへの貢献を称えられ、表彰された。
19日に行われた授賞式にはモウリーニョ監督や家族、チームスタッフ、チェルシーのイングランド代表MFフランク・ランパード、オランダ代表を率いるルイス・ファン・ハール監督らが出席。師弟関係となるランパードは、「彼は初めてやってきた時から、狙いを持って物事を進めている。トレーニングはガラッと変わり、選手の意識も変化した。コレクティブなチームに進化したんだ。考えの違う選手たちをまとめるのも大切。彼は選手たちの扱い方を知っている。高いパフォーマンスを維持しているか、常に気にかけている。能力を最大限に引き出してくれるね」と賛辞を送った。
またランパードは、2008年に母親を亡くした際を振り返り、「毎日のように電話をくれた。本当に毎日だ。モウリーニョは非常に誠実で、思いやりに溢れた監督。今まで一緒に働いた監督の中でも一番だよ」と、当時インテルの指揮官を務めていたモウリーニョ監督とのエピソードを明かし、「偉大な監督というだけではなく、偉大な人物」とスピーチを締めくくっている。