ウルグアイ代表でプレーするスアレス [写真]=Getty Images
リヴァプールのオーナーを務めるジョン・ヘンリー氏は、エースであるウルグアイ代表FWルイス・スアレスの移動のためにプライベートジェットを準備していることが分かった。イギリス紙『ミラー』が報じている。
スアレスはワールドカップ出場を目指すウルグアイ代表の一員として予選プレーオフを戦っている。ウルグアイはファーストレグでヨルダンに5―0と快勝。20日にホームで行われるセカンドレグをものにすれば、ブラジル行きの切符をつかむことになる。
しかし、リヴァプール側からすると、スアレスの代表への参加は必ずしも歓迎すべきものではない。今週末に控える大一番、マージーサイドダービーに支障が出る可能性があるためだ。
スアレスが通常のルートで英国へ戻る場合、到着するのはエヴァートン戦前日の金曜日になる。しかも、試合まで24時間を切る見込みとなってしまう。
そこで、オーナーはスアレスに万全の状態で試合へ臨んでもらうため、プライベートジェットを飛ばす準備をしているというのだ。
スアレスはシーズン序盤を出場停止のため欠場したにもかかわらず、復帰後にゴールを量産。現在はダニエル・スタリッジと並んでチームのトップスコアラーであり、リヴァプールにとって不可欠な存在となっている。