インテル時代のエトー(左)とモウリーニョ(右) [写真]=Getty Images
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、今夏の移籍市場で獲得したカメルーン代表FWサミュエル・エトーとブラジル人MFウィリアンについて言及した。クラブの公式HPが伝えている。
モウリーニョ監督は、インテル時代にエトーを指導。「周知のことだが、サミュエルは豊富な経験と勝者のメンタリティを備えたストライカー」と愛弟子への称賛を語った。
「彼はチームメートに勝者のメンタリティを与えることができる。勝利への意思を絶対に失わない選手なんだ。私がスペインに向かったときのような野心を持ってイングランドに来た。それは、スペインとイタリア、そしてイングランドの3カ国で成功したいということ。以前からプレミアリーグでプレーする希望を持っていて、高いモチベーションがあるよ」
また、在籍しているFW陣との共存についても触れ、「(フェルナンド)トーレスとは異なる。トーレスと(デンバ)バは、違うタイプで、バとエトーも違うタイプ。要は、我々にはタイプの異なる3人の経験豊富なストライカーがいるということだね」と語った。
一方、エトーとともにアンジ・マハチカラから獲得したウィリアンについては、「クリエイティブな選手。ただ、本領発揮するまでには、多少の時間を要するだろうね」と自身の見解を示した。「彼はチェルシーでのプレーを願っていたが、ロシアやウクライナから、ようやくトップリーグでプレーする機会を手にしたんだ」と理由を明かした。
モウリーニョ監督は今シーズン、6年ぶりにチェルシーの指揮官に復帰している。