
22日、シドニーでのキャンプを終えてマンチェスター・Uが日本に到着。23日に横浜F・マリノスとのプレシーズンマッチを控え、香川真司、デイヴィッド・モイーズ監督が前日会見に出席し、横浜FM戦、新シーズンの抱負を語った。
香川の印象について質問を受けたモイーズ監督は、「サー・アレックス(ファーガソン)から色々と話を聞いていたし、良い選手。私のスコットランド訛りを理解してくれると、嬉しいね」と、冗談を交えて返答した。メディアからの質問は、先週の会見で交渉中と認めたセスク・ファブレガス(バルセロナ)獲得に及んだ。
「現時点では、何も話せることはない。今月下旬になれば、何らかの進展があるかもしれない」
スタジアム練習前の会見ということもあり、監督は早々に退席。ジャパンツアーからチームに合流した香川が質疑に応じた。
監督とのコミュニケーションについて問われると、「移動中に色々と話をしました。英語も含め、これからもっと積極的にコミュニケーションを取っていきたいと思います」とコメント。
チーム内でのポジションについては、「仮に10番のポジションではなくとも、しっかりと準備をしてシーズンに臨みたい」と語った。
会見の最後には、日本代表で10番を背負った経験を持つ横浜F・マリノスの中村俊輔選手について聞かれ、次のように答えた。「日本のレジェンドだと思いますし、自分も今よりさらに成長して、世界的な選手になりたいと思います」