強固な信頼関係を築くエッシェン(左)とモウリーニョ監督(右) [写真]=Getty Images
チェルシーの新指揮官、ジョゼ・モウリーニョ監督とガーナ代表MFマイケル・エッシェンの間には深い信頼関係があるようだ。エッシェンは「僕たちはお互いのことを深く理解している」と語っている。イギリス紙『インデペンデント』が報じている。
2人の信頼関係は2007年、ポルトでその名を世界に知らしめたモウリーニョ監督がチェルシーの指揮官に就任した時から始まっている。モウリーニョ監督がその夏に誰よりも早く獲得を望んだエッシェンは、モウリーニョチェルシーの躍進とともに、自身も世界最高レベルのパフォーマンスを披露した。
昨シーズン開幕前には、当時レアル・マドリードを率いていたモウリーニョ監督が、チェルシーで出場機会を減らしていたエッシェンの獲得を望み、同選手はレアル・マドリード入団会見で「モウリーニョのことをダディと呼んでいる」と2人の親密さを表すエピソードを披露している。
モウリーニョ監督はエッシェンについて「ゴールキーパーからストライカーまで、どこでもプレーしてくれる」とコメントしている。
「エッシェンが20歳の青年ではないということは皆、理解している。彼がけがでとても難しい時期を過ごしてきたことも理解している。しかし、彼はファンタスティックな選手だ。若いタレントを多く抱えている今の私たちには、彼のような選手が必要なんだ」
一方のエッシェンは、モウリーニョ監督について「彼はスペシャル・ワンだ。彼はどのように選手と対話するべきか理解しているし、どうすれば選手が最大限の力を出すことができるか知っている。彼を理解すれば、彼と仕事をするのはとても簡単なんだ。そして僕は彼を理解している」と語っている。