降格の決まったウィガンに賛辞を贈ったヴェンゲル監督 [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第37節が14日に行われ、アーセナルと日本代表FW宮市亮の所属するウィガンが対戦。4-1でホームのアーセナルが勝利した。
快勝し、チャンピオンズリーグ出場権を得られる4位確保に向けて前進したアーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督は、試合後、『スカイスポーツ』のインタビューに応え、「勝利したことは嬉しい。いいスタートを切ったが、その後、保守的になり、前半終了間際に追いつかれてしまったね。1-1の状況でヴォイチェフ(シュチェスニー)がいいセーブを見せてくれて、最後の20分間もペースを維持できた。FAカップ決勝後で彼らが疲れていたこともあり、大きな勝利を手に入れたよ」と、喜びを語っている。
敗れたウィガンは最終節を残して、2部への降格が決定したが、ヴェンゲル監督は、「彼らには賛辞を贈るとともに、残念な気持ちだ。クオリティのあるサッカーをしていたから降格は悲しいよ。ウィガンはいいサッカーをして、頭の良い選手たちがいたから、理解するのが難しいね。でもそれが、試合の厳しい現実でもある」と、ウィガンの降格を悲しんでいる。