2013.04.15

英で連日ファンと警察が衝突…英紙「フーリガンの時代を想起」

 プレミアリーグ第33節が14日に開催され、ニューカッスル対サンダーランドの“タイン・ウェア・ダービー”が行われた。試合は、3-0でアウェーのサンダーランドが勝利した。

 試合後、敗れたニューカッスルのサポーターが警官隊と衝突。29名の逮捕者が出たと『スカイスポーツ』など、各メディアが報じている。

 ニューカッスルサポーターは、警官隊に向かいビンなど様々なものを投げ、騎馬にも襲い掛かった。この混乱で、ニューカッスルの本拠地であるセント・ジェームズ・パークの最寄りの地下鉄駅が短時間ながら閉鎖に追い込まれた。イギリス紙『デイリーメール』は、スタジアム内は平和的に進んだものの、スタジアムに入れなかったニューカッスルサポーターのグループが、サンダーランドのチームバスを待ち伏せし、警察が設定した境界線を突破しようとしたが阻止され、サポーターグループが地下鉄の駅へ移動する過程で衝突したと報じている。

 ノーサンブリア警察の広報官は、「今回の事件で最も深刻だったことは、ニューカッスルのサポーター集団が、地下鉄の駅でサンダーランドのサポーターと相対しようとしたことだった。しかし、警官隊によって阻止された。その際、警官3名が負傷した」と声明を発表した。

 また、スティーブ・ニール警視は、「大半のサポーターの振る舞いは良かった。タイン・ウェア・ダービーという素晴らしい時を楽しんでいた。残念ながらわずかの無法者がニューカッスルサポーターにいたため、駅で事件が起きてしまった。そのような行動は容認できない」と遺憾の意を表明している。

 前日の13日にはFAカップ準決勝でミルウォールのサポーター同士が、試合中に観客席で乱闘を起こし、さらには警察と衝突。10名以上の逮捕者を出した。『デイリーメール』は、「1970、80年代の暗黒時代を想起させる」と、フーリガンが問題となった時代の再来を危惧している。

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