チェルシー、ランパードとの契約延長交渉再開か

ここ13試合で8ゴールとコンディションを取り戻したランパード

　チェルシーとの契約が今シーズン終了後に満了となり、一部ではクラブ退団が濃厚とみられていたイングランド代表MFフランク・ランパードだが、ここ数週間の活躍ぶりからチェルシー側は同選手の契約延長に方針を転換したようだ。『スカイスポーツ』はチェルシーがランパードとの契約延長について話し合いを再開したと報じている。

　34歳のランパードは年明け以降、好調を維持しており、チェルシーでのここ13試合で8ゴールを記録。プレミアリーグ第25節のニューカッスル戦では1ゴールを決め、10年連続2桁得点を達成している。

　6日に行われたブラジル代表との国際親善試合にも出場し、1ゴールを決めているランパードについて、チェルシーを率いるラファエル・ベニテス監督は「チェルシーではすでにゴールを決めているが、代表戦でもゴールを決めた。彼はよくやっているよ。代表キャップ94は偉大な数字だ。彼がその数字を100に伸ばすことができたらとても素晴らしいことだし、それは彼がフィットしていて、まだまだプレーできるということを証明すると思う」とコメントしている。

　なお、チェルシーの広報担当であるスティーブ・アトキンス氏は「チェルシーは選手の噂や契約についてコメントしない」とランパードの契約延長についてコメントを拒否しているが、終盤戦に向け得点を量産し始めたランパードの活躍ぶりは、チェルシー首脳陣の考えに影響を与えることは間違いないはずだ。