2013.01.24

アザールを退場に追いやったボールボーイ、試合前に時間稼ぎを予告

ボールボーイを蹴ったため退場となったアザール(右) [写真]=Getty Images

 イングランドのリーグカップであるキャピタル・ワン・カップの準決勝セカンドレグが23日に行われ、スウォンジーとチェルシーが対戦。0-0の引き分けに終わり、2試合の合計スコアで2-0と上回ったスウォンジーが決勝進出を決めた。

 試合の78分にチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールが、ボールの処理にもたつくボールボーイに蹴りを入れて、一発退場処分となった。イギリス紙『サン』などの各メディアは、こぞって今回の事件を報道をしている。

 時間稼ぎのためにわざとボールの処理に時間を掛けたとされる少年は、スウォンジーのクラブ幹部の息子であることが判明。試合の数時間前に、少年が自身のツイッターで「ボールボーイの王様が戻って来た。これが最後の出場だ。#時間稼ぎが必要だ」と、つぶやいていたことも明らかになっている。

 なお、南ウェールズ警察は、後ほど少年と父親から事情聴取したが、それ以上ことを進めないことを決めたようだ。

 チェルシーは、クラブのツイッター公式アカウントで、アザールの退場直後に、「フットボールはおかしくなった。アザールはボールを渡そうとしない少年の下にあるボールを蹴りだしただけなのに退場させられた」とつぶやいたが、後ほどこのツイートに関して謝罪している。また、ラファエル・ベニテス監督は、アザールがクラブによって処分される可能性を公表したが、かつて観客へのカンフーキックを見舞い8ヶ月の出場停止となったマンチェスター・Uに所属した元フランス代表FWエリック・カントナ氏のように、FA(イングランドサッカー協会)から重い処分をくだされる可能性もあると報じられている。

 今回の一件に対し、現役選手たちも、すぐにツイッターで反応を見せており、ストークに所属する元イングランド代表FWマイケル・オーウェンは、「ボールボーイもアザールも間違っていたよ。ただ、アザールが彼を痛めつけようとしていたとは思わない。ボールを突いて取り出そうとしていたはずだ」と、アザールの行為に一定の共感を見せている。また、マンチェスター・Uの元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドは、「俺に何の権利もないが、俺の目にはレッドカードに見えた。不幸なことに俺たち選手たちは時にレフェリーを非難の的にしてしまうんだ」とコメントしている。

[写真]=Getty Images

欧州リーグ順位表

マンチェスター・C
13pt
マンチェスター・U
13pt
チェルシー
10pt
欧州順位をもっと見る
ドルトムント
13pt
バイエルン
12pt
ホッフェンハイム
11pt
欧州順位をもっと見る
バルセロナ
15pt
セビージャ
13pt
アトレティコ・マドリード
11pt
欧州順位をもっと見る
ナポリ
15pt
ユヴェントス
15pt
インテル
13pt
欧州順位をもっと見る